競技ルールについて
五色百人一首大会の競技ルールとなります。
各地域の大会によってルールや試合形式が変動する場合がありますので、詳しくは、各大会の詳細ページをご覧ください。
※【2023年10月16日/ルール改正】本ホームページ掲載していたルールを、コロナ後の新生活様式をふまえた内容・あいまいな記述をより明確にするといった観点から、以下のように改正いたしました。
試合前の挨拶
- 合図で挨拶します。
札の分け方
- 最初に選手たちはじゃんけんをします。
- じゃんけんに勝った人が札をよく切ります。
- 切ったあと、じゃんけんに勝った人が自分と相手に1枚ずつ交互に札を分けます。
札の並べ方
- 5枚ずつ2段に置きます。(自分から見てヨコに5枚、タテに2段)
- まん中の札と札の頭をつけます。
- 札を全部並べた後、覚える時間になったら、札の場所を変えてはいけません。
札の覚え方
・札を並び終えた後、覚える時間が1分程度あります。そのときは自分の札も相手の札も裏を見てもよいです。
序歌
・試合開始の合図として読み手は序歌を読み始めます。
序歌は、例えば次のようなものを読みます。百人一首に含まれていないものならばどんな和歌でも構いません。
(例)
ご用意よければ 空札一枚
東海の 小島の磯の 白砂に
我泣き濡れて 蟹と戯る
札の読み方
- 読み手は、上の句と下の句を1回ずつ読みます。
- 読み手は、出札(読まれた札)が見つからない対戦ブロックがあっても、待たずに次の札を読みます。
なお、札は、途中で中断がない場合は、7秒で1首程度のスピードで、読まれます。
取った札の置き方
- 取った札は自分の横(右、左どちらでも構いません)に裏返して置きます。
同時に手が伸びたとき
- 読まれた札を両者が同時に取ったとき、手が下にある人が取れます。
どちらが早いか分からなかった時はジャンケンで勝敗を決します。
試合の中断
- 試合進行中に、どちらが札を取るかわからない時やジャンケンに時間がかかる等のトラブルが起きた場合、試合が中断されることがあります。
トラブルが解決したら、試合は再開されます。
掌の位置
- 読み手が札を読む前は、札を取る方の掌(手のひら)を、足の ひざか ももに つけておきます。
- 札の上に手をかざしながら、読まれた札を探してはいけません。
試合中の札の移動の禁止
- 試合中に札を移動させてはいけません。
札の裏を見てもよいとき
- 試合中(1 枚の勝負がついて、読み手がまだその札の残りの部分を読み上げている間)に、残っている取り札の裏を見てもよいです。
ただし、読み手が読み始めたら見てはいけません。 - トラブル等で試合が中断している間も、札の裏を見てもよいです。
試合の勝敗
- 読み手が17 枚読んだ時点で、多くの札をとっていた人が勝ちです。
取った札が同数の場合の決着のつけ方
- 取った札が同数の場合、読み手がもう1 枚読んで勝敗を決めます。
- その場合、勝敗を決めた1枚は「取った枚数」に数えません。
試合後の挨拶
- 合図で挨拶します。
お手付き
- 間違えた札を触ったら「お手付き」となります。
- お手付きをした人は、ペナルティとして、自分の持っている札から1 枚横に出します。その札は、次に札を取った人がもらえます。
- 札がない状態でお手付きをしたときは、1 回休みとなります。
- 札には1 つの読みに対して、互いに一度しか触れません。
(正しい札の後に違う札を触っても、お手付きとなります。その場合、取った正しい札を自分のものにはできません。お手付きペナルティの札は、それまでに自分が取った札の中から一枚出します。また、相手は、読まれた札を取る権利があります)
- 「ちがう札」→「ちがう札」とさわっても、出す札は1 枚です。
- お手付きによって出している札が2 枚以上あったとしても、一度にもらえる札は1 枚までです。
頭の位置
- 頭は自分の並べた札の上段より 対戦者側に出してはいけません。
以上