第22回五色百人一首大阪大会

令和2年2月16日、第22回五色百人一首大阪大会が行われました。
雨模様の中、和泉市をはじめ、岸和田市、高石市、泉佐野市、堺市、茨木市、大阪市、忠岡町、豊中市、八尾市、東大阪市、阪南市などから子どもたちが集まりました。開会式のふれあいゲーム。じゃんけんをして緊張もちょっとほぐれます。

この大会は第1回より他の地域との交流も大きな目的にしています。
ふれあいゲームや挨拶などを通して他の学校の子ともふれあい交流できる、そこがこの大会のいいところでもあります。
開会式では、和泉ロータリークラブ会長 濵田様よりご挨拶いただきました。
この大会はすべてボランティアで運営されています。
今年度は教師スタッフ8名とお母さんスタッフ5名で運営しました。
そこに今年は泉佐野からクラブチームのお母さん方が6名、ボランティアでスタッフとして参加してくださいました。

 

低学年・高学年とは別々の部屋で予選開始です。
今年は新型コロナウイルス対策のため、マスクや消毒液設置のほか、「握手なし」としました。
大阪大会では、第1回より色別のトーナメントではなく、「対戦カード方式」で行っています。
それは、「全員ができるだけたくさんの試合をして百人一首を楽しむ」ためです。
対戦カード方式とは、1試合が終わると対戦カードに勝敗と枚数を書きこみ、すわる場所を1つずれて対戦相手を変えていく方法です。
この方法だと待ち時間もなく、全員がたくさん試合をすることができます。

「きりぎりす~」「ハイ!」などと初めの5文字でほとんどの子が札をとっていました。
試合が始まると、この会場がシーンとなります。すごい集中力です。真剣に札を見つめ、上の句の一瞬で勝負が決まるほどのレベルの高さでした。

子どもたちの真剣な表情に保護者の方も固唾をのんで見守られていました。

予選がおわると、予選成績優秀者 (低・高各16人)による決勝トーナメントです。決勝トーナメント出場は予選の勝ち数と取った枚数から選出されます。
会場中がシーンとなり息詰まる熱戦が繰り広げられました。白熱した決勝トーナメントの結果、低高各ベス16に賞状、ベスト8にメダル、3位、準優勝、優勝にはトロフィーが贈られました。

最後には恒例の記念写真。
みんな笑顔いっぱいでした。